韓国 光陽製鉄所の第1高炉「クリーン安全バルブ」(黄色のパイプ)(画像提供:wowkorea)
韓国 光陽製鉄所の第1高炉「クリーン安全バルブ」(黄色のパイプ)(画像提供:wowkorea)
韓国のクァンヤン(光陽)製鉄所はきのう(18日)、エコ製鉄所構築のための第1高炉「クリーン安全バルブ」を新設し、試験稼働に成功した。

「クリーン安全バルブ」は高炉休風(整備のために高炉の稼働を停止すること)時に、内部のガスを集塵(しゅうじん)装置を通過させ大気へと排出する装置である。

今回の設備改善は、グループ企業であるポスコ建設と製銑(せいせん)部・設備投資グループなど関連部署が共に協力し、爆発の危険などに対する総合的な安全対策を約7か月間 検討してきた。

環境改善だけでなく作業者の安全性を高めるために、バルブ作業を遠隔で操作できるようシステムを構成した。

「クリーン安全バルブ」の稼働が正常に行なわれれば、最大90~95%以上の排出物質が低減され 排出ガスの不透明度が改善されるものと期待されている。

光陽製鉄所の関係者は「エコ製鉄所の構築を目標に 大気汚染物質を減らすための環境設備改善を引き続き行ない、今後も持続可能な成長のために努力していく」と語った。

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