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韓国 きょうのニュース(8月13日)
◇仮釈放のサムスントップ 頭下げ「国民に大きな心配かけた」 前大統領の朴槿恵(パク・クネ)氏らへの贈賄罪などで服役していたサムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が仮釈放された。李氏はソウル近郊の京畿道・義王にあるソウル拘置所を出ると、「国民の皆さまに大きな心配をかけた。本当に申し訳ない」と頭を下げた。また、「私に対する心配、非難、憂慮、大きな期待をたくさん聞いている。頑張る」と述べた。◇文大統領の支持率 5ポイント下落し36% 世論調査会社の韓国ギャラップが発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より5ポイント下落の36%となった。文大統領の支持率が40%を下回るのは7月第3週以来、約1カ月ぶり。不支持率は2ポイント上昇の53%だった。韓国ギャラップは支持率下落が20・30代と無党派層、政治に関心を持っていない層で際立ったとして、「新型コロナウイルス(感染拡大)の長期化により、これまでよくやっていたと評価していた一部有権者が(支持を)留保する立場に回った」と分析した。◇首相「集まり・移動を最小限に」 3連休の感染拡大に危機感 金富謙(キム・ブギョム)首相は国民向け談話を発表し、14日からの3連休について、「今回の連休が新型コロナウイルスの拡大ではなく危機克服の転換点になるよう、自宅に家族ととどまることを切に願いたい」として、「集まりと移動を最小限にしてほしい」と呼び掛けた。企業に対しては「防疫段階別に勧告した在宅勤務の割合を最大限順守することを望む」とし、「休暇後、職場に復帰する社員に対し、発熱などの症状の有無を確認した後に業務を始めるよう取り組んでほしい」と要請した。◇政府代表団が訪米 モデルナとワクチン安定供給へ「直談判」 米モデルナと新型コロナウイルスワクチンの供給正常化を議論するため、政府代表団が米国に出発した。モデルナ本社でワクチン販売責任者らと協議を行う。代表団メンバーの姜都泰(カン・ドテ)保健福祉部第2次官は仁川国際空港で記者団に対し、「(モデルナ側にワクチンの)供給変更について遺憾の意を表明する」として、ワクチン供給の安定化について協議する計画を明らかにした。◇京畿道 全道民にコロナ支援金支給へ 李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事は、コロナ禍による経済危機に対応する政府の5回目の災難(災害)支援金の支給対象から外された所得上位12%を含む全ての道民に支援金を支給すると発表した。追加で必要となる予算は原則として道が90%、市・郡が10%ずつ負担する。1人当たり25万ウォン(約2万3600円)が支給されるが、負担を拒否、もしくは負担できない市・郡では道の支援金(約22万5000ウォン)のみ支給されることになる。◇韓国初の独自開発3千トン級潜水艦が就役 SLBM搭載 海軍の初の3000トン級潜水艦「島山安昌浩」の就役式が、南部の慶尚南道・巨済にある大宇造船海洋の造船所で行われた。同艦は韓国の独自技術で開発され、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載する。来年8月ごろに実戦配備される予定だ。同艦は弾道ミサイルの発射管が6本ある垂直発射台を搭載しているとされる。ただ、軍は3000トン級潜水艦に垂直発射管が搭載されているかどうかや、SLBMを開発しているかどうかについて公にしていない。