サムスン電子副会長、仮釈放…深々と頭を下げて「本当に申し訳ない」＝韓国

韓国サムスン電子のイ・ジェヨン（李在鎔）副会長が光復節（8月15日、解放記念日）を前に仮釈放された。

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　李副会長が同日午前10時、キョンギド（京畿道）ウィワンシ（義王市）にあるソウル拘置所から出所した。

　李副会長は「国民の皆様にとても大きな心配をかけた。本当に申し訳ない」と語り、深々と頭を下げた。

　続けて「私に対する心配、非難、憂慮、大きな期待をたくさん聞いている。頑張る」と話し、会社で準備した車両に乗り拘置所を後にした。

　李副会長はネクタイなしのスーツ姿で現れた。207日あまりの拘束生活によって痩せた姿だった。

　現場には約150人の賛否集会者やサムスンの役職員が参加した。警察は機動隊など約100人の兵力を配置して、フェンスを設置しながら待機した。

　また李副会長の仮釈放に反対する団体の集会も相次いだ。民主労働組合総（民主労総）連盟金属連盟をはじめ、サムスン労働組合らが参加し、「労組破壊、李在鎔は正当な罪の代価を支払え」など、立て看板を掲げている。民主労総は準備した豆腐を押さえつけて床にばらまくパフォーマンスをしたが、これといった衝突はなかった。