「代表資格はく奪」韓国女子バレーの双子姉妹、今シーズンは「ギリシャでプレー」…選手登録完了＝韓国報道

韓国の女子バレーボールチーム「興国生命ピンクスパイダーズ」が2021－22Vリーグの選手登録をせずFAとなっていた双子姉妹イ・ジェヨンーイ・ダヨン選手（24）が今シーズン、ギリシャでプレーすることが報じられた。

イ・ジェヨン の最新ニュースまとめ

　ギリシャのプロバレーボールチーム「PAOKテッサロニキVC」は最近、イ・ジェヨンとイ・ダヨンを今シーズンの選手として登録した。ホームページによると、背番号は「Jae-Yeong Lee」が17番、「Da-Yeong Lee」が19番だ。また、「クラブ史上最高の選手（Best player in club history）」とも紹介されている。

　一方、姉妹のギリシャ進出説は6月にも浮上したが、大韓バレーボール協会による国際移籍同意書の発給問題が勃発。協会は「社会的に物議を醸した選手に移籍同意書は発給できない」と伝え、2選手のギリシャ移籍は不可能と思われていた。

　そんな中、PAOKが国際バレーボール連盟（FIVB）に2選手に関する担当責任解釈を問い合わせたところ、FIVBが「移籍同意書が必要ない」との結論を下し、双子姉妹の選手登録が可能となったと見られる。

　一方、イ・ジェヨンとイ・ダヨン選手は「校内暴力の加害者」との事実が判明し、所属チームから無期限の出場停止処分が下された。また、大韓バレーボール協会は韓国代表選抜対象からも無期限除外を発表していた。