オリンピックと関連のある孫基禎の月桂樹、アルバート・テイラーの家などが「8月の文化財」に=韓国(画像提供:wowkorea)
オリンピックと関連のある孫基禎の月桂樹、アルバート・テイラーの家などが「8月の文化財」に=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市はアルバート・テイラーの家(ディルクシャ)、孫基禎月桂樹記念樹、普信閣を8月の「今月の文化財」として選定したと13日、明らかにした。これらは今月8日に閉幕した「2020東京オリンピック」と関連のある文化財である。

2017年に国の登録文化財に指定されたアルバート・テイラーの家は1919年3・1運動を全世界に報じた鉱山事業家であり、米AP通信の臨時特派員だったアルバート・テイラーと彼の妻が住んでいた家である。サンスクリット語で「喜びの心」という意味を持っている。

孫基禎月桂樹記念樹は、1936年8月9日、ベルリンオリンピックのマラソンで優勝した孫選手に授与された。当時表彰台の上に立った孫選手は、月桂樹で胸元の日の丸を隠した。彼の母校があった場所に造成された孫基禎体育公園には月桂樹記念樹が植えられている。

普信閣は朝鮮時代、都の門を開閉する時間や火災などの緊急事態が発生したときに鐘を打って知らせた場所だ。現在、1979年に再建された楼閣と1985年に新たに作られた普信閣の鐘を見ることができる。

イ・ヒスク歴史文化財課長は「猛暑とコロナで厳しい夏を過ごす中、今月のソウル文化財が一瞬でも心の文化休息所になってほしい」と語った。
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