韓国ルニット、日本のAI基盤X線画像診断システム市場へ進出(画像提供:wowkorea)
韓国ルニット、日本のAI基盤X線画像診断システム市場へ進出(画像提供:wowkorea)
医療人工知能(AI)企業のルニット(Lunit)は、日本の富士フィルムと共に開発したAI基盤の胸部X線画像分析システム「CXR-AID」が、日本の医薬品医療機器総合機構(PMDA)から認証を受けたと発表した。

ルニットの肺疾患診断補助AIソフトウェア「ルニット・インサイトCXR」を中核技術とする、AI基盤X線画像分析システムだ。ルニットのAIは富士フィルムのX線画像診断設備および医用画像情報システム(PACS)に搭載され、日本国内の富士フィルムの顧客に提供される。

ルニットと富士フィルムは2018年末から、パートナーシップ関係を結んでいる。ルニットのAIを搭載した富士フィルムの胸部X線画像診断設備は現在、英国やタイ、ベトナム、トルコなど世界13か国以上で、新型コロナウィルスや結核の検出のために活用されている。富士フィルムがインドに設立したAI基盤の健診センター「NURA」でも、ルニットの乳がん診断補助AIソフトウェア「ルニット・インサイトMMG」が活用されている。

富士フィルムの山川直也メディカルシステム事業部IT​ソリューション部統括マネージャーは「メキシコ最大規模の医療機関の1つである『Salud Digna』では、ルニットのAIが搭載された富士フィルムのPACSを活用し、毎年80万枚超の胸部および乳房X線画像を分析する。同機関の映像医学科の専門医から、ルニットのAIを導入後、より効率的かつ正確なX線分析が可能になったという肯定的な評価を受けている」と述べた。

ルニットのAI基盤X線分析ソリューションは、日本を含む約35か国で販売許可を受け、世界300以上の病院や医療機関で使われている。現在まで分析した医療画像は、累積800万枚以上に達する。




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