韓国大統領府(青瓦台)(画像提供:wowkorea)
韓国大統領府(青瓦台)(画像提供:wowkorea)
青瓦台(韓国大統領府)の関係者はきょう(10日)、南北通信連絡線の復旧以降 ムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領とキム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮労働党総書記による親書の交換があったのかについて「確認できるものはない」と伝えた。

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青瓦台の関係者はこの日、記者たちに先のように語った。

青瓦台は先月27日 南北通信連絡線の復旧を発表し「文大統領とキム総書記が、ことしの4月から数回にわたって親書を交換し合意した結果だ」と明らかにした。

この日の午前、キム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党第1副部長が談話文を通じて「南朝鮮(韓国)当局者たちの裏切り行為だ」として、米韓合同軍事演習の開始を強く批判したことについて、青瓦台は「きょうの談話の意図や 北朝鮮による今後の対応などについて現時点では予断せず、北朝鮮の態度などを綿密に注視している」と伝えた。また「米韓演習に関するキム副部長の談話については、今月1日にも発表した談話があった」とし「それにつづいて、米韓演習に対する北朝鮮側のこれまでの立場を明らかにしたものだとみている」と伝えた。

キム副部長はこの日「我々の繰り返しの警告を無視し強行する米国と南朝鮮側の危険な戦争練習は、必ず自らを一層厳重な安保脅威に直面させることになるだろう」として、米韓両国を猛非難した。韓国と米国の軍事当局は きょうの事前練習を皮切りに、事実上 米韓演習を始めた。

キム副部長はまた、ジョー・バイデン米大統領による北核解決法である “条件なしの対話”と “外交的関与”についても「侵略的本心を隠すための偽善にすぎない」と非難した。つづけて「朝鮮半島に平和が宿るようにしようとするなら、南朝鮮に展開している侵略武力と戦争装備から撤去しなければならない」と主張した。

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