米韓外交当局、米国で、南北の通信連絡回線復旧後に初の局長級協議＝韓国報道

米韓の外交当局が、韓国と北朝鮮間の通信連絡回線復旧後に、初の局長級協議を米国で開いた。

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　韓国外交部（省に相当）は5日、イム・ガプス（林甲守）平和外交企画団長が4日（現地時間）ワシントンD.C.で、米国のチョン・パク北朝鮮担当特別副代表と局長級協議を行ったと明らかにした。

　両氏は、朝鮮半島平和プロセスの実質的な進展のために、南北および米朝間の対話を速やかに再開する必要があると再確認した。また、南北関係の進展と米朝対話の早期再開案について、具体的に踏み込んだ協議をしたと、外交部は説明した。

　両国は、今年6月のソン・キム北朝鮮担当特別代表の韓国訪問を機に、国内の一部で否定的な認識がある米韓ワーキンググループを終了する代わりに、今後は局長級協議を定例化して関連議題を話し合うことにした。

　これに先立ち、チェ・ジョンゴン（崔鍾建）外交部第1次官とノ・ギュドク（魯圭悳）朝鮮半島平和交渉本部長が先月29日、米国側と電話会談したのに続き、実務級の局長級協議が行われるなど、両国が通信連絡回線の復旧後、対話ムードを盛り上げるために奔走している様子だ。

　今回の協議には、韓国側から外交部、統一部、大統領府、米国側から国務省、ホワイトハウス、財務部、国防部などの関係者も参加した。