また数百町歩(1町歩=約9917.4平方メートル)の農耕地が埋没・浸水・流失し、道路約1万6900メートルや橋の数か所が破壊され、川の堤防約8100メートルも水害を被ったと伝えた。
同テレビは「1日午後6時から2日午後7時まで、咸鏡南道で平均113ミリの雨が降った」とし、「特にハムフン(咸興)市、シヌン(新興)郡、ナグウォン(楽園)郡、ヨングァン(霊光)郡の降水量は、149~307ミリを記録した」と説明した。
また1~3日の3日間、咸鏡北道プリョン(富寧)の降水量が583ミリを記録。新興では308ミリ、咸興では202ミリの雨が降った。
9日まで雨が続くという予報の中で、北朝鮮当局は、水害規模が大きくなるのではないかと神経をとがらせている。
北朝鮮気象水文局(気象庁)のリ・ヨンナム部隊長は、「8月上旬にも日本海(韓国名:東海)側を中心に豪雨を伴った多くの雨が降る」とし、「現在まで降った雨で土壌の湿度が高い状態にある。さらに大雨が降れば、被害が大きくなるだろう」と警告した。
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