ASEANプラス3外相会議に出席した鄭義溶氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ASEANプラス3外相会議に出席した鄭義溶氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は3日、オンライン開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓国・中国・日本)外相会議に出席し、北朝鮮との通信連絡線の復旧をきっかけに朝鮮半島の平和プロセスが進展するよう支持を呼び掛けた。外交部が4日、明らかにした。

 会議では朝鮮半島問題のほか、ミャンマー情勢、新型コロナウイルス対応、経済問題などについて議論した。

 鄭氏は朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着の実質的な進展のため、南北・米朝合意に基づいた外交と対話が欠かせないと強調。また、ミャンマーでの民主主義の回復と拘束者の解放を求め、人道支援などを模索する考えを明らかにした。

 会議では新型コロナウイルスによる経済危機を克服するため、開放的な貿易・投資環境が重要との認識で一致し、東アジアの地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の早期発効を進めることで合意した。

 鄭氏は4日に東アジア首脳会議(EAS)外相会議、6日に北朝鮮も加わるASEAN地域フォーラム(ARF)外相会議に出席する。


Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40