また、人質らが所属する教会も会見を通じ、「拉致26日目で2人が解放された喜びを国民と分かち合いたい。これまで心配してくれた国民に感謝したい」と解放の喜びを伝えた。また、苦痛の時間を耐えた家族らにも慰労の言葉をかけるとともに、残る19人も早期に解放されることを期待すると述べた。
ただ2人が解放されたという喜ばしい知らせだが、残る19人は現在も拘束されており、手放しでは喜べない状態だ。特に人質男性の家族は、予想通り女性が優先的に解放されたことから、男性の拉致が長期化することを懸念している。家族会関係者は「男性の家族は相対的につらく不安な状態だ。数日間水も飲めないほどだ」と話している。
解放された2人の家族も「残る19人を考えれば嬉しさよりも心が重い」と話す。キム・ジナさんの母、ソン・ヨンジャさんは「別の2人は遺体で帰ってきている。残る19人と国民に申し訳ない」と涙を見せた。
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