軍消息筋は13日、演習と並行し今年初めて実施する計画だった、軍団級の機動訓練と野外訓練を取りやめることにしたと伝えた。南北首脳会談日程を考慮した措置だと話している。乙支フォーカスレンズは予定通り20日から31日まで実施されるが、野戦軍の機動訓練が省かれるためシミュレーションとして進められることになると説明した。
政府関係者は、「首脳会談が成功するよう政府を支援し、友好的な会談ムードを作るのも軍の役割」とし、こうした判断から軍団級機動訓練が取りやめになったと述べた。また、合同演習は朝鮮半島の有事に備え韓米連合軍の協力手順を熟知することが目的で、日程は両国の協議で決まるため、韓国政府が単独で日程を調整するのは難しいと強調した。
今年の演習は、海外駐留米軍のうち中核要員500人という少数で展開され、残りは朝鮮半島の外から演習プログラムに参加する形式で進行される。韓米連合司令部はこうした演習日程を、7月27日に北朝鮮に通知している。
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