新庁舎の建設案が出たのは、李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長が在職中の2005年2月で、それから2年7か月たち本工事に入ることになる。市は当初、5月に着工して呉世勲(オ・セフン)現市長の任期終了直前の2010年5月に完工する計画だったが、着工がずれ込んだことから任期内の完工は難しくなった。市は3月に文化財委員会から新庁舎の建設案許可を受けていたものの、委員会からデザイン修正を求められ、設計会社が5~6回修正案を提出した末にようやく最終決定段階までこぎつけた。
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市は6月に新庁舎予定地の地ならし工事を始め、樹木の植え替えや浄化槽の移設、地下排水溝の撤去などの作業を進めてきた。
一方、このまま保存される市庁舎本館は、改装を経て図書館やデザイン展示館など「ソウル市文化館」として活用する方向となり、手続き準備も始まっている。
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