連日激しい暑さ続く大韓民国…猛暑政策、長期的に取り組まねば(画像提供:wowkorea)
連日激しい暑さ続く大韓民国…猛暑政策、長期的に取り組まねば(画像提供:wowkorea)
韓国は今週ずっと40度に迫る猛暑が続く見通しだ。ますます猛暑が深刻化しており、都心の緑地を増やして熱気を冷ますことができる中長期的都市計画と、地域別の合わせた支援が必要だという指摘が出ている。

21日、韓国気象庁によると、全国のほとんどの地域で猛暑特報が発効され、しばらく北太平洋高気圧の影響で晴れが続いて日中の最高気温が35度前後まで上昇し、猛暑が続く見通しだ。

特に東風の影響を受ける西の内陸の一部の地域では、日中の最高気温が38度以上となり非常に暑い。気象庁は25日までしばらくこのような猛暑が続くと見ている。

本格的に北太平洋高気圧が発生する前から猛暑が猛威をふるっており、今年の夏は歴代級の暑さを記録すると予想されている。

激しい猛暑は、温室効果ガスの増加に伴う気候変動が北極の海氷や温度変化に影響を与え、地表面上のジェット気流を悪化させ、東アジア、北欧などで異常気象を引き起こしたという学説が最も優勢である。先週、米カリフォルニア州デスバレー地域の気温は過去最高の摂氏54.4度となり、カナダでは猛暑により700人以上が死亡した。

問題は、猛暑はますますひどくなっていくという点である。気候変動に関する政府間協議体であるIPCCの第5次評価報告書によると、21世紀の後半(2081〜2100年)地球の平均気温は0.3〜4.8度ほど上昇すると予測した。韓国は21世紀末になると全地球の温度上昇よりも激しく1.8〜4.7度ほど上昇する見通しだ。そうすれば、現在の南海岸に限定されている亜熱帯の気候は、21世紀末には忠清南道まで拡大する。

専門家は都市への緑地導入、ドイツのスーツカルトで始まった風の道の造成など、体系的な都市計画の下、長期的な猛暑政策に新たに組む必要があると指摘している。
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