20日、チョンナム(全羅南道) ヨス(麗水)警察署などによると、同日午前8時56分ごろ、麗水市 ソギョドン(西橋洞)のハンジェ交差点の横断歩道で、キャリアカーが横断歩道に突っ込み歩行者をはね、対向車線の乗用車10台余りと相次いで衝突した。
この事故で横断歩道を渡っていた歩行者6人が負傷し、病院に搬送され、このうち70-80代の高齢者3人が死亡した。
SBSは事故発生時の映像を公開した。
映像には乗用車5台を積んだキャリアカーが坂を下ってくる。車はスピードを落とせずに車に衝突し、横断歩道に突っ込んだ。歩行者はあわてて車を避け、キャリアカーは相次いで車に突っ込んでようやく停止した。
この事故で横断歩道を渡っていた80代の1人と70代の2人の高齢者3人が死亡した。死亡した高齢者は環境浄化作業をしている途中だった。
報道によると、この道路は急傾斜路の十字路交差点で、普段から大小の事故が頻繁に起きている。3月13日には同じ場所で4.5トンの貨物車がブレーキ異常で近くの商店街に衝突し、運転手が重傷を負った。
一方、警察はキャリアカーの運転手を立件し、運転者の過失の有無などを調べている。
オ・ソンジュ麗水警察署交通課長は「運転者の話ではブレーキがしばらくかからなかったようだ。横断歩道信号で歩行者をはね、停車中の車に追突した事故である」と説明した。
警察は、事故直後に積載された乗用車が落下した点などを見て、キャリアカーに対する不正改造と過剰積載の有無も調べる計画だ。
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