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韓国 きょうのニュース(7月20日)
◇駐韓公使の不適切発言 外務次官「日本の本音なら大きな問題」 外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は20日、韓日・韓米日外務次官協議に出席するため、日本に向けて出発した。崔氏は出発前、仁川国際空港で記者団に対し、東京五輪に合わせた韓日首脳会談が見送りになったことについて、「相当意見が接近したが、首脳会談の成果にあげるほど完結しなかった」と明らかにした。在韓日本大使館の相馬弘尚総括公使の不適切な発言が首脳会談の見送りに影響したかどうかに関しては、「相当大きな障害要因となった」と説明。「(相馬氏の)発言は口にできないほどだったし、それが彼らの本音を示すものなら大きな問題だ」として、「われわれが要求したよう、当然の措置が近く取られることを信じている」と述べた。◇国防相 海外派遣部隊のコロナ集団感染で謝罪 徐旭(ソ・ウク)国防部長官は記者会見を開き、アフリカ東部ソマリア沖のアデン湾に派遣されている海軍「清海部隊」の第34陣を乗せた駆逐艦「文武大王」(4400トン級)で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことについて、「将兵と家族、国民の皆さんに深く謝罪する」と述べた。また、「2月に出航した清海部隊の将兵に対するワクチン接種努力に不十分さがあった」とし、「海外派遣部隊の防疫対策の問題点を検討し、対策を徹底的に補完する」と述べた。第34陣では乗組員301人のうち、現在までに247人(82.1%)の感染が確認されている。◇首都圏の教会で対面礼拝可能に 収容人数の10%・19人まで 政府は新型コロナウイルスの感染防止策「社会的距離の確保」のレベルが最高段階の第4段階に引き上げられた首都圏でも、教会の収容人数の10%、最大19人以内で対面礼拝を認めることを決めた。ただし、以前に宗教施設の防疫規則違反で行政処分を受けたり、感染者の発生により閉鎖したりした施設は除外される。◇「ヒートドーム現象」で猛暑 暑さとの戦い続く 全国的に体感温度が35度を超える猛暑が続く中、地方自治体は暑さとの戦いに追われている。各自治体は、停滞した高気圧が熱い空気を閉じ込めて気温を上昇させるヒートドーム現象による熱中症患者の発生を防ぎ、都心の暑さを和らげるためにさまざまな対策を講じている。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにプールや噴水などの施設の稼働を中止している地域では、暑さ対策にも限界がある。◇故サムスン会長の美術コレクション 21日から展示 昨年10月に死去した韓国・サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長が生前に収集した美術品と文化財のうち主要作品の展示会が、国立中央博物館と国立現代美術館で21日から開催される。国立中央博物館では9月26日まで、国立現代美術館では来年3月13日まで遺族が寄付した李健熙氏のコレクションが展示される。これまで作品の一部が公開されたことはあったが、代表作のみで構成される大規模な展示会は初めて。計135点が展示される。