アフガン人質家族らドバイ訪問、アラブ圏世論に訴え

アフガニスタン韓国人拉致事件で、人質となっているボランティア21人の家族らが、13日にドバイを訪問する。家族の集まりのチャ・ソンミン代表が10日に会見を行い明らかにした。アラブ圏世論に人質解放を訴える考えで、アフガニスタンやパキスタン行きは治安上の問題から外交通商部が止めたため、アラブ諸国の中でも比較的治安が良く渡航も自由なドバイを訪問先に選んだ。
　今回の訪問には、家族の集まりの副代表をはじめ人質の母親3人、通訳とガイドを兼ねた協会関係者1人が参加する。専門家に相談したところ、男性よりも女性、それも母親が直接行くのが効果的との意見があったため。13日に出発し4日間滞在する予定で、現地での具体的な日程はドバイ韓国人会の協力を得て決定する。現在外交通商部と協議を行っているが、政府の協力がなくともドバイ訪問は決行する考えだ。


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