小中高校で試験的に隔週週休2日制を始めてから、ソウル地域の約2割の家庭で私教育費が以前より増加したことが分かった。ソウル市教育庁が先月、市内の小中高校それぞれ5校の児童・生徒と保護者、教師を対象にアンケート調査を実施したところ、休む土曜日が増えたことで私教育費が以前に比べどのように変わったかとの質問に、保護者の17%が増加したと答えた。減少したと答えた保護者は11%、残り73%は変わらないと回答した。
 休みとなる土曜日に保護者と一緒に過ごすかという質問には、児童・生徒の31%が「そうではない」と答えている。保護者の職場の勤務体制について、週休2日制が全面実施されていると答えた児童・生徒は全体の33%にとどまった。8%は月1回、17%は月2回、7%は月3回、保護者の職場が週休2日制を実施していると答えた。児童・生徒全体の約3割が休みの土曜日を保護者なしで1人で過ごしていることが分かった。

 土曜日の過ごし方をみると、学校が企画したプログラムなどに参加する児童・生徒は6%にすぎない。55%が遊んだり休んだりしているという。予習・復習をするとの回答は13%、塾通いや家庭教師につくのは10%、家族と一緒に体験活動をするのは11%だった。

 また、学校週休2日制の実施前と後の学力変化に対し、児童・生徒の65%が変化なしと答えた。伸びたとしたのは26%、低下したとの回答は8%だった。


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