済州島の世界自然遺産が、日本企業からの観光団体誘致に貢献している。
 済州特別自治道が9日に明らかにしたところによると、東京に本社を置く建築資材メーカーは9月2日から5日まで、400人の優秀社員に対するボーナスとしての社員旅行で済州道を訪れる。済州島は火山島と溶岩洞窟(どうくつ)がこのほど世界自然遺産に登録されたが、この旅行でもこれら万丈窟や城山日出峰などの探訪を主な目的地としている。

 済州道では、日本企業の社員旅行は一般人対象のパックツアー商品とは異なりショッピングなどで多額の支出が期待できる上、家族や知人など少人数グループで改めて訪問するというリピーター効果も大きいと判断し、多角的な支援に取り組む方針だ。

 日本では4つの旅行会社が、済州の世界自然遺産をテーマにした旅行商品を販売している。


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