呉ソウル市長「新型コロナ拡散阻止にすべての手段を総動員」(画像提供:wowkorea)
呉ソウル市長「新型コロナ拡散阻止にすべての手段を総動員」(画像提供:wowkorea)
オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は8日、ソウル市25か所の区庁長らとオンラインで緊急懸案会議を開き、「新型コロナウイルス拡散阻止のため、市と自治区が稼働できるすべての方法と手段を動員しなければならない」と強調した。

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呉市長はこの日午前、「ソウル市・25自治区緊急懸案会議」で、「防疫レベル延長措置にもかかわらず、きのうは500人の新規感染者が発生するなど、新型コロナウイルスの勢いはなかなかおさまらずにいる」とし、「細やかで綿密な防疫のため、25自治区の区庁長らの助けと協力はもちろん、皆さんの参加と協力が切実だ」と訴えた。

ソウル市は学習塾、飲食店、カフェ、カラオケの営業主と従事者を対象に先制検査の行政命令を下した。移動量が多い若い層が頻繁に訪れる場所で先制検査を拡大し、隠れた感染者を早期に発見するという計画だ。

急増する感染者を適時に収容、治療できる病床も追加で確保する方針だ。また、生活治療センターの病床を来週までに2000床以上確保し、16の公共病院と24の民間病院で運営中の感染病専門病院の病床も追加で確保する予定だ。

呉市長は、ハンガン(漢江)公園全域と25か所の主な公園などに対し、午後10時以降の野外飲酒禁止の行政命令を下したことと関連し、「自治区、自治警察などと合同取り締まりを行い、過料を付加するなど、徹底して現場を管理してほしい」と求めた。

午後10時以降の公共交通の運行を減縮することについては、「深夜の市民らの移動を最小化させるため、公共交通の運行時間を調整し、バスはきょうから、地下鉄はあすから午後10時以降は減縮運行する」とし、「ソウル市と25の自治区は市民の皆さんの忍耐と協力が無駄にならないよう、最善を尽くして新型コロナウイルス4次流行の火種を消す」と述べた。
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