韓国のLG電子は、スマートフォン事業から撤退する(画像提供:wowkorea)
韓国のLG電子は、スマートフォン事業から撤退する(画像提供:wowkorea)
韓国のLG電子は、予想値通りの好実績を出した。第2四半期基準で、12年ぶりに営業利益が1兆ウォン(約972億5923万円)を突破したが、「万年の赤字事業」であったスマートフォン事業(MC・Mobile Communication事業)の赤字が 除外されたおかげである。

今日(7日)LG電子によると、今年 第2四半期における連結基準の暫定営業利益が1兆1128億ウォン(約1028億3000万円)と 売上額が17兆1101億ウォン(1兆6641億円)を記録し、前年同期対比で それぞれ65.5%と48.4%増加した。

エアコン・冷蔵庫などの家電が 繁忙期を迎えたことに加え、主力製品群であるTVも良好な流れを示したが、MC事業部の赤字を抱えることがなくなった点が 営業利益の「1兆ウォン突破」の主な要因としてあげられている。

市場では MC事業を持続していた場合、第2四半期に2000億から3000億ウォンの赤字を記録していたものと予測されている。これは 年間損失が7500億ウォン(約729億4442万円)にのぼるということである。MC事業本部の実績は 第2四半期からは営業利益に反映されず、中断営業損失として処理される。

LG電子は これまでの契約履行により 5月末までスマートフォンを生産し、7月末まで 一部の地域で携帯電話を販売する予定である。

LG電子のMC事業本部は 今年の第1四半期まで 24四半期連続で赤字を記録し、累積赤字額は5兆ウォン(約4862億9600万円)にのぼる。

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