“日本人天才メジャーリーガー”の大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)が、大リーグ史上初のオールスター投打同時起用という名記録を打ち立てた。
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メジャーリーグ事務局が5日(韓国時間)、オールスター戦に出場する選手リストを発表した。大谷は選手と監督、コーチからなる専門家の投票で121票を得て、オールスター戦アメリカンリーグの選抜投手リストに名前を載せた。
これに先立って、大谷はファン投票を通じてアメリカンリーグ指名打者部門のオールスターにすでに選ばれている。これにより、今月14日に米国コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われる今年のオースター戦に投手と打者の両方で出場することになった。
大リーグ史上、オールスター戦で一人の選手が投打同時起用されるのはメジャーリーグ史上で大谷が初めてだ。かつてメジャーリーグの“伝説”だったベーブ・ルースも投手と打者として共に名を馳せたが、ルースが投打共に活躍していた当時はオールスター戦が開かれなかった。
ルースが投手と打者としていずれも活発に活動した時期は、1914年から1919年までだった。一方でオールスター戦は1933年から始まった。1933年はルースの全盛期がはるかに過ぎた時点で、ルースはそのシーズンに投手としてたった1試合だけ登板した.
大谷のほかにも、アメリカンリーグの先発投手リストにはゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)、カイル・ギブソン(テキサス・レンジャーズ)、カルロス・ロドンおよびランス・リン(以上、シカゴ・ホワイトソックス)、シェーン・ビーバー(クリーブランド・インディアンス)、ネイサン・イオバルディ(ボストン・レッドソックス)、菊池雄星(シアトル・マリナーズ)が名を連ねた。
ナショナルリーグの先発投手には、ジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)、ケビン・ゴーズマン(サンフランシスコ・ジャイアンツ)、ヘルマン・マルケス(コロラド・ロッキーズ)、トレバー・ロジャース(マイアミ・マーリンズ)、ザック・ウィーラー(フィラデルフィア・フィリーズ)、ブランドン・ウッドラフおよびコービン・バーンズ(以上、ミルウォーキー・ブルワーズ)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)が選ばれた。
今年のオールスター戦の先発投手は、両メジャーリーグの監督が今後決定する予定だ。韓国人選手は今回のオールスターリストに1人も含まれていない。2019年のオールスターゲームの先発投手になったリュ・ヒョンジンも今度はオールスターに選ばれなかった。
一方、大谷は大リーグ初の記録を立てた日にホームランを放ち、日本人のシーズン最多ホームランのタイ記録を立てた。
大谷はカリフォルニア州のエンゼルスタジアムで行われたボルティモア・オリオールズとのホーム試合で、2番指名打者として先発出場し、2-0でリードしていた3回裏の第2打席でホームランを放った。
大谷は相手先発のトム・エシェルマンを相手にボールカウント2ボール2ストライクから低いスライダーを拾い上げ、中央フェンスを越えた。シーズン31号目のホームランを放った大谷は、メジャーリーグにおけるホームラン単独首位の座を守り抜いた。1シーズンでの31号ホームランは松井秀喜(当時、ニューヨーク・ヤンキース)が2004年に立てた日本選手の1シーズン最多ホームラン記録とのタイ記録だ。
この日、大谷はホームランを含めて4打数1安打1打点2三振を記録した。シーズン打率は2割7分8厘とやや下がった。エンゼルスは9回裏、フアン・ラガーレスのサヨナラ適時打で6-5で勝利した。
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