中国の宝武鋼鉄集団が世界の粗鋼製造でトップ、韓国企業は順位を下げる=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国の宝武鋼鉄集団が世界の粗鋼製造でトップ、韓国企業は順位を下げる=韓国報道(画像提供:wowkorea)
世界鉄鋼協会が発表した「2020年における世界の100大鉄鋼会社」によると、中国鉄鋼大手の宝武鋼鉄集団が1億1529万トンの粗鋼を製造し、世界トップとなった。国営企業である同社は昨年、自国の鉄鋼会社を相次ぎ買収していた。

これまでグローバル1位だったオランダのアルセロール・ミッタルは昨年、7846万トンを生産し2位。コロナ禍による生産停滞や米国内の資産売却などが影響したとみられる。3位は中国の河北鋼鉄集団(HBIS)グループ、4位は中国の江蘇沙鋼集団、5位は日本製鉄だった。中国企業3社が上位5位圏に入ることで、存在感を発揮している。

一方、韓国の鉄鋼会社は、世界における順位が1段階下がった。ポスコの昨年における粗鋼生産量は4058万トン、現代製鉄は1981万トンで、それぞれ6位と16位を記録した。100位圏内でみても韓国の鉄鋼会社は2社のみとなり、計58社が含まれる中国とは対照的な結果となった。

一方、国別の粗鋼生産量をみると中国が10億6480万トンで1位だった。これにインド(1億30万トン)、日本(8320万トン)、米国(7270万トン)、ロシア(7160万トン)、韓国(6710万トン)が続いた。


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