結婚式場の場合、40か所のうち24か所で基準値を上回るホルムアルデヒドと二酸化炭素が検出され、不適合率は最も高い60.0%となった。建築資材や接着剤などから発生するホルムアルデヒドは、急性毒性、皮膚刺激性、発がん性などを帯びた人体有害物質として規定されている。ホルムアルデヒドが基準値の27倍を超えていたり、二酸化炭素が基準値の3倍以上だった結婚式場もあった。
塾の場合は24か所のうちの13か所で、公演会場10か所中4か所で基準値を超えるホルムアルデヒドや二酸化炭素が検出された。不適合率はそれぞれ54.2%と40.0%だった。
汚染物質別にみると、調査対象のうち15.8%の施設でホルムアルデヒドが、10.8%の施設で二酸化炭素が基準値を超えて検出された。その両方が検出された施設は4.6%を占めた。
一方、室内空気清浄施設がある業務施設や複合施設は汚染率が比較的低かった。業務施設のうち9.1%、複合建築物の13.7%で、基準値を超えるホルムアルデヒドや二酸化炭素が検出された。
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