米・カナダで 記録的な猛暑により「数百人が死亡」…「電力難」などが問題に

今年の初め 米テキサス発の「寒波」により 数十人が死亡したが、今度は「猛暑」だ。米西部とカナダでは、40度を越える記録的な猛暑により 数百人が死亡した。テキサスの寒波のように 今回の猛暑も電力難・水不足などへとつながることから、事態の深刻さは増大している。地球温暖化などによる異常気象が頻繁に起きることにより、損失もまた 急増している。

1日（以下 現地時間）米CBSなどによると、米カリフォルニアなどの西部から始まった猛暑は カナダにまで拡大した。西部では100人が猛暑により死亡し、カナダのブリティッシュ・コロンビア州では 約500人が突然死した。ブリティッシュ・コロンビア州の検査官は「少なくとも486人が、突然 死亡した」と語った。

米シアトルは42度、オレゴン州のポートランドも42度、カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州のリットン地域は46.6度にまで気温が上昇した。また この猛暑は火災へとつづいた。リットンでは山火事により、地域住民たちが非難した。この山火事は、地域の90%を燃やした。米12州でも 44の大型火災が起きた。

この猛暑により電力難・干ばつなどが問題となっている。