人質の家族らは3日、「国際社会に人質解放を訴えるためアフガニスタンと米国を訪問したいが、治安を理由にだめというならば次善策としてパキスタン訪問を推し進める」と明らかにした。家族会の代表チャ・ソンミンさんによると、2日に外交通商部関係者を訪ねた席でパキスタン行きを打診し、3日午後に外交通商部に対し正式に意向を伝えたという。
家族らはアフガニスタンで人質となっていたシム・ソンミンさん殺害の知らせを聞いた翌日の1日、アフガニスタンを直接訪れてイスラム圏の国や外信など国際社会に対し人質解放を訴えたいとの考えを示し、外交通商部にビザ申請などの支援を要請していた。「政府の交渉を信じ、静かに結果を待つ」という立場を翻したこうした動きは、異例のものとして映っている。
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