今日(26日)朝日新聞によると、日本国内の感染症専門家たちの間で、東京オリンピックの最悪のシナリオとして「オリンピック変異株」の世界的拡散があがっている。オリンピック参加選手およびコーチ・スタッフ・関係者などが媒介となって 「海外から多様な変異株が日本に集まり、再びこの変異株が 世界各国へと拡散するかもしれない」という懸念の声が出ているのである。
東京オリンピック組織委員会は、7万7000人のオリンピック関係者が日本を訪問することを前提に、その人たちのうちから発生する新型コロナの一日の感染者を7.7人、入院患者を11.7人と推算している。ただ 朝日新聞は今月19日、自国でワクチンを接種してきたウガンダの選手団で感染者が出るなど「新型コロナが抑制されない可能性がある」と警告した。
朝日新聞は 匿名による専門家からの引用で「オリンピック期間と夏休みが重なることにより感染が拡散し、医療現場の負担が大きくなる」と指摘した。加えて 日本でも確認されているインド発の「デルタ変異株」の影響により、感染状況が急速に悪化する可能性も予想している。
専門家たちは「日本で第5次流行がほとんど確実視されている状況の中、オリンピックのような超大型国際イベント開催は常識的ではない」と指摘し「東京オリンピックを通して 変異株が開発途上国など 防疫システムの脆弱な国へと拡散する場合、日本の国際的信用度は大きく失われる」と警告している。
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