新型コロナウイルスの検査所(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの検査所(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は26日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から668人増え、累計15万4457人になったと発表した。市中感染が611人、海外からの入国者の感染が57人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(634人)から34人増え、4日連続で600人を上回った。 最近は首都圏を中心にクラスター(感染者集団)発生が相次ぎ、感染者数はさらに膨らむ可能性がある。感染力が従来型より強いとされるインド型(デルタ株)の変異ウイルスが世界的に拡大する中、海外からの入国者の感染が大幅に増加し、変異ウイルスによる感染拡大の可能性に対する懸念が高まっている。 新たに確認された市中感染者611人を地域別にみると、ソウル市が260人、京畿道が185人、仁川市が12人で、首都圏が計457人と全体の74.8%を占めた。 首都圏以外の地域では、釜山市が28人、江原道が23人、蔚山市が22人、大邱市が13人、大田市、慶尚南道がそれぞれ12人、慶尚北道、済州道がそれぞれ9人、光州市が7人、忠清南道が6人、忠清北道が5人、全羅北道、全羅南道がそれぞれ3人、世宗市が2人だった。 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは57人で、昨年7月25日(86人)に次いで過去2番目の多さとなった。31人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの26人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。 死者は前日から3人増えて計2012人となった。韓国国内の平均致死率は1.30%。重篤・重症患者は6人増え、149人となっている。 25日の検査件数は2万8971件で、前の日に比べ1208件多かった。
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