25日、ウィジョンブ(議政府)地検によると、20代の女性A氏は侮辱罪で立件されたが、被疑者との合意で「反意思不罰罪」規定に基づき不起訴となった。
A氏はことし2月28日、キョンブク(慶北)・ポハン(浦項)からソウルに向かうKTX車内でマスクを下ろしてハンバーガーを食べ、これを制止した乗客に暴言などを吐いた疑いで立件された。
A氏は車内でマスクを着用しないままハンバーガーなどの飲食物を摂取し、乗務員が防疫指針の順守を要請したが、これに従わなかった。この過程でA氏は自身を制止したB氏に暴言を吐いたものと調査された。
当時A氏は、同じ車両の乗客から「公共交通施設なのにひどいのではないか」と抗議を受け、「ここで食べようと食べまいと勝手じゃないか。私の父親が誰だと思っているんだ」と暴言を吐いた。
KTX内での飲食物の摂取は、新型コロナウイルス防疫規則違反に該当する。鉄道特別司法警察体(鉄道警察隊)は、3月18日にA氏を侮辱の容疑で検察に送致した。
鉄道警察隊は、「A氏を処罰してほしい」というB氏の告訴状を受け付けた後、捜査を行い、事件をA氏の住所地の管轄である議政府地検に送致した。
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