韓国の自己破産申請の割合が、主要先進国に比べはるかに高い水準となっている。金融研究院のイ・スンホ研究委員がまとめた報告書によると、2006年の1年間に裁判所に申請された自己破産の件数は前年比216%の大幅増となる12万2608件に達した。人口1000人当たりの割合は2.6人で、米国の5.0人に比べると低い水準だが、ドイツ(1.5人)、英国(2.0人)、オランダ(0.9人)、ベルギー(0.9人)などに比べると高い水準となっている。
こうした傾向について報告書は、韓国では自身の力で債務を返済する信用回復プログラムの利用者が減り、自己破産で安易に債務免除を受けようとする人が増えているためと分析している。
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