「n番部屋事件」で性搾取物流布・販売した元僧侶、控訴審でも「懲役6年」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
「n番部屋事件」で性搾取物流布・販売した元僧侶、控訴審でも「懲役6年」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
コミュニケーションアプリテレグラムを通じた「n番部屋事件」などの共有性搾取物を再流布した疑いで起訴され、原審で実刑を宣告された僧侶が、控訴審でも懲役6年を言い渡された。

韓国水原地裁は23日、児童・青少年の性保護に関する法律違反(ポルノ製作・配布など)などの疑いで拘束起訴されたAさん(33)の2審宣告公判で、原審と同じ懲役6年を宣告した。

控訴審裁判所は「Aさんは最初からこの事件について反省しており、宗教家の資格も剥奪されるなど、原審の刑を認め控訴しなかった」とし「検察が量刑不当として提起した控訴を見ると、原審が量刑の範囲を大きく外れる判決はしていないと判断し、検察の控訴を棄却する」と伝えた。

Aさんは、2016年〜2020年3月に「小○○○」「黒○○」などの4つのわいせつサイトを運営しながらポルノ8000件を流布した疑いで起訴された。

「n番部屋」「博士部屋」などで児童青少年が出てくる性搾取映像35件を配布したり、第3者を通じて映像を入手して、4人に15万ウォンで販売した疑いも受けている。

また、児童・青少年の体の部位が撮影された映像など、合計1260件を携帯電話に所持していたことが分かった。

昨年12月21日、水原地裁で開かれた1審で裁判所は「宗教家としての責務があるにもかかわらず、罪質が非常に悪く、厳重処罰は避けられない」とし「被害者はAさんに配布された不法映像物により、深刻な苦痛を受けながら生活しており、厳重処罰はもちろん、再発防止を要求する公益的要請も相次いだ」と懲役6年を宣告した。

検察は今年5月28日2審結審公判で原審の通りAさんに懲役8年を求刑した。
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