「韓国統一相・米国対北代表」の会談…高位級協議で「北への人道協力を論議」

韓国のイ・イニョン（李仁栄）統一相は、訪韓している米国務省のソン・キム対北特別代表と 今日（22日）の午前 会談する。その後 統一部（省）と米国務省間の対北政策高位級両者協議が行なわれる。

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韓国統一部の報道官は きのう（21日）の定例会見で「統一相は22日午前8時、ソン・キム代表と会う」と明らかにした。

つづけて「ソン・キム代表は任命後 初の訪韓であることから、統一相と会う」とし「統一部は今回の会談を通じて、わが政府の南北関係発展構想に対する米国側の理解を広げ、今後の米韓協力の意志を固めていこうと思う」と説明した。

さらに この日の8時30分からは、チェ・ヨンジュン統一部次官とソン・キム代表および米国務省間の「対北政策高位級両者協議」が行なわれる。米国務省の高位級が、担当相手である外交部（外務省）ではなく 統一部を訪れ、「両者協議」を行なうというのは 異例なことである。

統一部の報道官は 今回の高位級協議について「双方が 最近の北朝鮮情勢に対する評価を共有し、離散家族の再会・人道主義協力など朝鮮半島平和プロセスの進展方案を幅広く話し合う予定だ」と伝えた。

高位級両者協議後の23日には、統一部政策協力官とチョン・パク米国務省 東アジア太平洋副次官補による「局長級会議」も予定されている。報道官は「今後 各級別の米韓協議を通じて、米韓間の緊密な協力を基に 朝鮮半島平和プロセスを進展させていく」と語った。

今回の統一部次元の高位級両者協議・局長級会議は、ソン・キム代表の任命後 初めて行われるものである。ただ統一部は「今回の会議は これまでのワーキンググループとは別の性格のものであり、定例化に関しては 確定されたものはない」と線を引いた。