崇礼門の全景。左が裏門側(文化財庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
崇礼門の全景。左が裏門側(文化財庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国文化財庁の宮陵遺跡本部は21日、国宝の崇礼門(南大門)の裏門を22日から開放すると発表した。

 

 裏門が一般向けに開放されるのは初めてで、南大門市場を訪れる観光客がソウル駅側の正門に回ることなく、市場に近い裏門から入って崇礼門を見られるようになる。

 裏門の開放時間は、正門と同じく午前9時から午後6時まで。

 文化財庁の関係者は「これまでは崇礼門の保護と観覧客の安全のために正門のみ開放していた」とした上で、裏門の開放により南大門市場からのアクセスが改善されると期待を示した。

 また、「崇礼門の開放拡大が南大門市場の商圏を活性化し、文化財と住民が共生する好例になることを願う」として、中区庁、南大門警察署、南大門市場商人会などの関係機関と協力支援関係を構築すると説明した。

 崇礼門は2008年に放火で焼失し、13年に復元工事が完了した。


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