金ハンギル議員らを中心とするグループは3日、統合民主党を集団離党し、5日に発足する大統合民主新党に合流することを決めた。離党を決めたのは18人で、同党の辛国煥(シン・グクファン)議員は声明を通じ統合民主党への残留を宣言した。これにより民主新党は最低84議席を確保し、院内第2党としてスタートを切ることになり、ウリ党は58議席を維持する。統合民主党は金議員らの離党で議席を10議席まで減らすことになる。
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汎与党勢力は今年初め、ウリ党と統合新党と民主党の3党体制に分かれた後、民主党と統合新党の統合により、ウリ党と統合民主党の2党体制となっていたが、現在は民主新党、ウリ党、統合民主党の3党体制に戻った。
汎与党勢力は依然として「大統合」を主張しているが、ウリ党には盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領派が、統合新党には非盧武鉉派、統合民主党には反盧武鉉派がそれぞれ集まったことになり、現実的にはそれぞれが独自の大統領候補を立てる可能性が高い。
ウリ党離党派と孫鶴圭(ソン・ハクキュ)前京畿道知事の支持組織、市民団体が結合した新党は、孫前知事、鄭東泳(チョン・ドンヨン)前ウリ党議長、千正培(チョン・ジョンベ)議員ら非盧武鉉派が中心となっており、他の議員の合流を待っている状況だ。
ウリ党が布陣する李海チャン(イ・ヘチャン)元首相、韓明淑(ハン・ミョンスク)前首相、金ヒョク珪(キム・ヒョクキュ)議員、辛基南(シン・ギナム)元議長、柳時敏(ユ・シミン)元保健福祉部長官、金斗官(キム・ドゥグァン)元行政自治部長官が新党との統合を進める可能性が大きいが、統合交渉で盧武鉉派議員が党の死守を主張する場合、独自の党体制となる可能性もある。
統合民主党には趙舜衡(チョ・スンヒョン)議員、李仁済(イ・インジェ)議員、辛国煥議員らがおり、独自の大統領候補を立てることに反対する秋美愛(チュ・ミエ)議員は近く離党する見込みだ。
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