17日MBNは、虐待(暴行)の容疑者の携帯電話から被害者を虐待の状況が撮影された映像を、警察が確認したと報道した。
報道によると、この映像たちは容疑者の内1人の携帯電話から発見された。昨年10月に下着姿の被害者に暴言を吐く場面、今年5月に性的描写行為などが撮影された。
このような映像5つが容疑者の携帯電話に保存されていたことを確認したソウル・マポ警察署は、容疑者陳述、映像などを元に捜査を続ける方針だ。
被害者は6月13日、ソウル・マポ区のオフィステルで遺体で発見された。発見当時被害者の体重は小学生水準である34kgしかなく、長期間虐待を受けた状況が明らかになった。
特に被害者はこれに先立ち2度も失踪届が提出されていた事実が確認され、警察が防げなかった犯罪を放置したと批判も出ている。
昨年10月に失踪届が出されたが、以降「友人たちと過ごしている」と被害者が家族に連絡し、失踪事件が終結していた。
しかし1か月後に家族が被害者から暴行の話を直接聞き、友人2人を傷害容疑で告訴したが、警察が事件を検察に送致せず犯行を防げる機会を再び逃した。
マポ警察署によると、昨年11月被害者家族が被害者を代理して本事件の容疑者たちをテグ・ダルソン(大邱達城)警察署で傷害罪で告訴した。その後事件がヨンドンポ(永登浦)警察署に移送され、先月27日に不送致が決定された。
今年3月末には、被害者がパソコン教室に行くと家を出た後に再び戻らず、4月末にもう一度失踪届を出したが結局は遺体で発見された。
家族が2度に渡って失踪届を提出し、容疑者たちを相手に傷害容疑で告訴までしたが適切な措置、捜査がなされなかった。
容疑者2人は被害者死亡の5日前からバスルームに被害者を閉じ込め暴行を行ったとされている。彼らは携帯電話を通じ被害者に金の借り入れ強要していた。
このような状況から、容疑者たちが被害者を相手に長期間の監禁、暴行、情緒的虐待などをしていたと推測できる。
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