「2050年炭素中立達成」…ソウル市の温室ガス削減計画に「C40承認」(画像提供:wowkorea)
「2050年炭素中立達成」…ソウル市の温室ガス削減計画に「C40承認」(画像提供:wowkorea)
ソウル市は、2050年までに温室効果ガスの純排出量をゼロ化する炭素中立(カーボンニュートラル)都市実現のための「気候行動計画(CAP)」が、世界大都市気候先導グループ(C40)の最終承認を受けたと、16日明らかにした。気候変動対応を約束した世界大都市の協議体であるC40の承認を受けたのは、東アジアでは初めての事例だ。

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市は、C40の承認は炭素中立のためのソウル市の政策的努力が国際的に認められたことだと説明した。市は、△建物、△輸送、△炭素相殺(カーボンオフセット)、△エネルギー、△資源循環の5大分野別に温室ガスの削減計画を推進している。

オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は、電気自動車と充電インフラの拡大、超小型電気自動車・電気オートバイの基盤樹立、大気汚染物質の排出事業所の規制強化および支援、「ゼロ・ウェイスト・ソウル」プロジェクトなど、炭素中立のためのさまざまな政策を公約に掲げている。

市は、今回のC40最終承認をきっかけに呉市長の公約事業をはじめとした温室ガス削減に速度を上げる計画だ。実際に実現可能な気候変動対応体系として国際社会を先導していく計画だ。

呉市長は、「新型コロナウイルスにより全世界が苦しんでいる今、気候変動対応は非常に重大な課題だ」とし、「すべての力を集中し、必ず2050年までに温室ガスの純排出量をゼロ化する炭素中立を実現する」と述べた。
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