外国の港湾に寄港する韓国の船舶と、釜山港や仁川港など国際航海船舶が出入りする国内港湾に対し、セキュリティが強化される。海洋水産部は2日、「国際航海船舶及び港湾施設の保安に関する法律案」を3日に公布し、来年2月24日から施行することを明らかにした。

法案施行後、国際航海に就く船舶の所有者は、保安業務を総括的に担当する総括保安責任者と、各船舶で保安業務を担当する船舶保安責任者を指定しなければならない。また、所属船舶に対する自主保安評価を実施した上で政府の保安審査を受け、合格した船舶に限り国際船舶保安証書が発給されることになる。

韓国に入港した外国船舶は、各船舶の保安管理体制が国際協定で定める基準に適合するか、韓国政府から確認・点検を受ける。船舶の保安状態が基準に合わなければ、運行停止や追放などの措置を受けることもある。

 国際航海する船舶が出入りする港湾施設については、施設所有者は港湾施設で保安業務を行う保安責任者を指定するとともに、港湾施設保安計画書を作成し、港湾施設保安審査を経て適合確認書の発行を受けてから港湾を運営しなければならない。

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