10年間51人労災死亡の現代建設…本社・全国の現場特別監督に着手=韓国(画像提供:wowkorea)
10年間51人労災死亡の現代建設…本社・全国の現場特別監督に着手=韓国(画像提供:wowkorea)
最近10年間、所属する建設現場で51人の労働者が死亡し、今年に入って3人の労働災害(労災)死亡事故が発生した韓国の現代建設に対して政府の特別監督が実施される。

 14日、雇用労働部はソウル・チョンノク(鍾路区)所在の現代建設本社と所属現場を対象に産業安全保健監督を同日から実施すると発表した。現代建設は2019年と昨年、連続して死亡事故が発生した建設会社だ。安全に対する格別の関心と予防が必要だが、ここ10年間、51人の労働者が死亡し、今年に入って3件の死亡事故が発生したため、今回の措置が取られた。

 雇用部は本社と全国の現場の安全管理実態全般を迅速に監督し、追加事故を予防できるように可能なすべての行政的、司法的措置を取る予定だ。まず、本社監督時に現場まで安全保健管理システムがきちんと構築され、作動するかどうかを中心に点検する。

 △代表取締役、経営陣の安全保健管理に対する認識・リーダーシップ、△安全管理目標、△人材・組織、予算執行体系、△危険要因管理システム、△従事者の意見収集、△協力企業の安全保健管理力量の向上などのための本社レベルの安全保健管理システムを適正に備えているかを確認した後、足りない部分は強く改善を勧告する予定だ。これと共に、産業安全保健法違反事項に対しても厳正措置する予定だ。

 また、現代建設に所属する全国の現場を対象に現場を突然訪問し、産業安全保険法違反の有無を監督する計画だ。

 雇用部の関係者は「法違反の現場は追加事故を予防するため作業中止、是正措置、司法処理など厳正な措置とともに、必要な場合は安全管理者証・改任命令なども積極的に措置する方針」と説明した。


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