国民の多くは韓国では少なくとも27億6000万ウォン(3億5500万円)の資産がなければ「金持ち」と呼べないと考えていることが分かった。あるリサーチ会社が先月中旬、全国満19歳以上の成人男女904人を対象に電話調査を行った結果を明らかにしたもの。調査結果の信頼水準は95%で、標本誤差はプラスマイナス3.25ポイント。
 韓国で金持ちと呼ぶには現金と不動産などの資産がどれだけなくてはならないかと質問したところ、「100億ウォン以上」「わからない」などの回答を除く669人の回答の平均値は、27億6000万ウォンとなった。「10億~20億ウォン」との回答が33.6%で最も多く、「50億~100億ウォン」が24.9%、「20億~50億ウォン」が23.5%、「1億~5億ウォン」が9.1%、「5億~10億ウォン」が7.9%と続いた。1億ウォン未満とする回答は1.1%にすぎなかった。

 昨年同じリサーチ会社がソウル市民1000人を対象に実施した同様の調査では、平均20億3000万ウォンとの結果が出ている。これに比べ約7億ウォン増えており、この間の不動産価格の急騰などが影響したものと思われる。


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