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5月末に韓国の造船会社が大量受注したことを考慮し、クラークソンズ・リサーチ発表のオーダーブックを反映させた場合、韓国はLNG(液化天然ガス)運搬船やコンテナ船などの98万CGT(16隻)が追加され、142万CGT(40隻、59%)で1位になる。同様に中国は88万CGT(37隻、36%)、日本は11万CGT(5隻、5%)と後に続く。
今年1~5月における世界の受注量はオーダーブック基準で1907万CGTと、前年同期比179%増加した。中国の受注量が892万CGT(321隻、47%)と、韓国の832万CGT(212隻、44%)を僅差で上回った。
この期間の韓国の受注量は前年同期比で662%増加し、2008年1~5月に967万CGTを達成して以降13年ぶりに最大規模を記録した。韓国は今年発注されたLNG船全67隻のうち31隻を、またLPG(液化石油ガス)船全48隻のうち36隻を受注するなど、エコ燃料の運搬船で優位に立っている。
クラークソン・リサーチ発表による新造船価指標(Newbuilding Price Index)は136.1ポイントを記録した。6か月連続で上昇しているもので、2014年12月の137.8ポイント以降、6年5か月ぶりに最高値となった。
船種別では1万3000~1万4000TEU(長さ約6メートルのコンテナ)級コンテナ船が前月比200万ドル(USD)増の1億2250万ドル、大型石油タンカー(VLCC)が200万ドル増の9500万ドル、17万4000平方メートル級のLNG船が100万ドル増の1億8900万ドルなどとなっている。
また5月末における世界の受注全量は7738万CGTで、4月末に比べ71万CGT(1%)減少した。国別では韓国が1%減の2440万CGT、中国が1%減の2985万CGT、日本が2%減の832万CGTだった。
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