警察庁国家捜査本部(国捜本)は10日、光州警察庁の合同捜査チームを光州庁捜査部長を本部長とする捜査本部に格上げし、光州庁強力犯罪捜査隊と反腐敗経済犯罪捜査隊を投入して、迅速かつ厳正に捜査すると発表した。
国捜本は「多数の死傷者が発生し、日常生活で発生した事案なので国民的関心が高い」とし「集中捜査を通して迅速な事故原因究明が必要な点を考慮した」と説明した。
警察は今回の事件に対して、一点の疑惑もないよう徹底的に捜査すると強調した。警察は同日午後1時ごろ、国立科学捜査研究院と合同で現場鑑識を行う予定だ。安全規則など関連規定を順守していたどうかや、業務上過失があったかどうかなどについても捜査を進める予定だ。
また、被害者と遺族の心情を十分に察し、捜査の進行状況を随時説明するとともに、「被害者保護専担チーム」を構成し、治療や心理安定など支援活動も並行していく計画だ。
国捜本は「今回の事故で亡くなった故人の冥福を祈り、遺族の方々に深い哀悼と慰労を申し上げる」とし、「また、病院で治療中の負傷者の早い回復を祈る」と述べた。
一方、去る9日午後4時22分ごろ、光州の再開発地域撤去工事中に、5階建ての建物が倒壊する事故が発生した。建物の前のバス停に停車していた市内バス1台が建物の下敷きとなり、バスの中に閉じ込められた乗客17人のうち9人が死亡、8人が重傷を負った。
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