ARFは26カ国の外相らが地域安保懸案について話し合うもので、宋長官はアフガンでの拉致事件について、国際社会の関心と協力を促す考えだ。罪のない韓国人2人を殺害したタリバン側に対し、糾弾と警告のメッセージを発するものと思われる。また各国代表も拉致事件について自国の考えを表明するものとみられ、特に議長国のフィリピンは、拉致事件と関連した内容を議長声明に盛り込むことが予想される。
宋長官はARFとは別に、ライス米国務長官の代理で出席するネグロポンテ副長官と会い、拉致事件に対する韓米の協力について話し合う方針だ。また、タリバンへの影響力行使が期待できるパキスタンの国務長官とも接触する方向で進めている。
ARFでは北朝鮮の朴義春(パク・ウィチュン)外相との会談も予定されており、6カ国協議での合意に基づく核施設の無能力化などの履行について話し合う見通しだ。
Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0