韓国外務次官の「訪米」…9日に米国務副長官と会い、首脳会談の「後続措置」

韓国外交部（外務省）のチェ・ジョンゴン（崔鍾建）第1次官は、今月8日から10日まで 米国を訪問する。

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チェ次官は今回の訪米で、9日に米国務省のウェンディ・シャーマン副長官と会い、米韓外交次官協議を行なう予定である。

双方は今回の協議で、米韓首脳会談の後続措置と両国の懸案および朝鮮半島・地域・世界的事案など 相互の関心事について、幅広く話し合う予定である。

米韓首脳会談で両国は、双方間における国際ワクチン・ハブのパートナーシップを築き、半導体・バッテリーなど 核心産業に対する供給網の協力を強化することで合意した。また 気候変動を中心に世界的課題に対する連帯と協力を強化し、韓国の新南方政策と米国のインド・太平洋戦略間の連携協力も推進することで一致した。

特に 米国の対北政策が完了した中、南北・米朝対話の再開のための調整作業が必要な時点であることから、具体的なメッセージが出る可能性に 関心が集まっている。現在 米国が外交を通じた対北問題解決の意志を示している中、北朝鮮は これに対する特別な動きをみせてはいない。

米韓の次官間での対面協議は、シャーマン副長官の就任後 今回が初めてである。チェ次官は去る4月16日 シャーマン副長官と電話対談を行ない、米韓関係と朝鮮半島情勢について意見を交換している。

ジョー・バイデン米大統領が最近 ソン・キム対北特別代表を任命した事実について、シャーマン副長官は 今月2日「これは、我々が北朝鮮と対話する準備ができているという もう一つのシグナルだ」とし「彼ら（北朝鮮）が、その可能性（米国との対話の可能性）を受け入れることを願う」と語っている。