外交通商部の呉甲烈(オ・ガプリョル)在外同胞領事大使は先月31日夜、アフガニスタンで拉致された韓国人の家族らが集まった京畿道城南市盆唐を訪れ、「交渉には限界があるが、最善を尽くしている」と説明した。

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この席で家族らは、人質の安全と交渉進行状況などについて尋ね、呉大使は実質的な交渉手段には限界があるが、直接・間接的に使えるすべての方法を通じ最善を尽くしていることを説明した。しかし、すでに人質2人が殺害されている状況に加え、政府の対策にも限界があるとの言葉に、集まった家族と教会関係者は一様に疲れ果てた表情のまま帰宅した。

人質となっているイ・ジュヨンさんの兄、イ・サンミンさんは、「われわれだけの問題ではなく、アフガニスタン政府と米国政府とも関わっているために韓国政府にも限界があるようだ」ともどかしそうに話した。家族会の副代表を務めるイ・ジョンフンさんは「希望を求めて呼んだ。政府が最善の努力を尽くしているという言葉に期待をかけている」と述べた。

一方、家族会は1日午前、米国に人道主義的な協力を要請するため、ソウルの米国大使館を訪問する予定だ。

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