漢江・医大生事件「警察幹部が関与している」偽ニュース流布...警察が内偵捜査に着手＝韓国

韓国の漢江公園で行方不明になった後、死亡したまま発見された故ソン・ジョンミンさん事件にチャン・ハヨン ソウル警察庁長とその家族が関連しているという虚偽のニュースに対し、警察が内偵捜査に着手する。

ソウル警察庁は2日、「京畿北部警察庁がチャン庁長とその家族に対する虚偽事実流布行為を調査する予定」と明らかにした。ソウル警察関連事件を該当警察庁が直接捜査することは適切ではないため、隣接する京畿北部庁が捜査することになった。

現在、オンライン上ではチャン庁長の息子が中央大学医学部11年度入学生で名前は“チャン・チェン”であり、ソンさんの死亡に警察の幹部が関与しているという虚偽のニュースが広がっていると警察は伝えた。

警察関係者は、「チャン庁長の子供の中に中央大生も医学生もいない」とし、広まっている疑惑はすべて根拠のないものとした。

これに先立ち、ソンさん事件について、キム・チャンリョン警察庁長官、ソン・ジョンエ大田警察庁長官に関する虚偽のニュースが広がり、警察が内偵捜査に着手した。

問題のYouTube映像では、キム長官がソンさん事件の責任を負うという内容の緊急発表をしたというタイトルがつけられ、キム庁長が発表しているかのような写真も一緒に掲載された。

警察は「今後も虚偽事実流布行為に対しては、関連法令によって措置する予定」と説明した。