A軍曹はシニア副士官であるB軍曹から強制わいせつをされた事実を訴えた後、18日に部隊を移動し、22日死亡した状態で発見された。
A軍曹は飲み会禁止令が下された今年3月初め、「必ず参加しろ」というB軍曹の圧迫に負け、他の部隊員たちと一緒に夕食に行き、帰宅する車の中でわいせつ行為を受けたことが分かった。
また、A軍曹がセクハラの事実を申告した後、部隊内で組織的なわいせつ行為が行われたという主張も提起され、軍当局が大々的な捜査に乗り出した。
A軍曹は死亡した状態で発見される一日前、彼氏との婚姻届を提出したが、その日の夕方に自殺したという。
前日MBCは、A軍曹が自分の最後の姿を携帯電話で残したと伝えた。
A軍曹の遺族は、大統領府のホームページの国民請願掲示板を通じて「悔しい死の真相を明らかにしてほしい」と訴えた。
A軍曹の父は前日、「空軍部隊内の継続的な嫌がらせと継続した性暴力事件を組織内拡散、隠蔽、無視などによる私たちの娘の悔しい死を明らかにしてほしい」とした。
続いて「私の娘はなぜ自分の死を動画で撮影して残したのか?」と質問を投げて、「他の部隊に移動した後、月曜日から金曜日まで最高指揮官と末端幹部まで被害者である娘に被害者保護のプログラムを適用せずに、むしろ形式手続きを行っただけとして多大な圧力やストレスを加えた責任者の両方を調査し処罰してほしい」と主張した。
彼はまた、「大統領、国民の皆さん、軍隊内の性暴力の問題が後を絶たないのに適切に調査されず、被害者がより苦しまなければならない現実があまりにも凄惨でひどい」と吐露した。
この請願は、この日の午前7時50分現在、12万5945人の同意を得た。100人以上の事前の同意基準を満たし管理者が公開を検討中だ。
遺族は葬儀まで先送りにしたまま、軍当局の組織的隠蔽と懐柔に厳正捜査を求めていると伝えられた。
空軍側は「徹底して厳正に捜査して明白な法の規定に基づいて措置する」と明らかにした。
■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
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