韓国警察庁、ASEAN諸国にサイバー犯罪対応ノウハウを伝授(画像提供:wowkorea)
韓国警察庁、ASEAN諸国にサイバー犯罪対応ノウハウを伝授(画像提供:wowkorea)
韓国警察庁は30日、東南アジア諸国連合(ASEAN)の国家を対象にコロナ以後、ますます重要度が増しているサイバー捜査技法のノウハウを教育すると明らかにした。

まず、インドネシア警察の中間管理者クラスを対象に、31日から6月11日までの2週間、サイバー犯罪の対応戦略、情報分析・管理およびデジタルフォレンジックなどを教育する。

続いて、フィリピン警察サイバー捜査官に7月12日から23日までの2週間、オンライン詐欺・賭博、性搾取動画の流布、ダークウェブ、仮想通貨追跡技法など、国際サイバー犯罪対応戦略を教育する。

警察庁は今年11月から‘韓国-ASEAN国際犯罪捜査力強化事業’を通じてASEAN諸国と持続可能な治安協力システムを構築し、ASEAN警察機関のサイバー安全保障強化に支援を続けてことにしている。

キム・ナムヒョン警察庁外事局長は「ASEAN国家警察との緊密な協力で在外国民保護のための治安外交の基盤を拡充する」とし「韓国警察庁のサイバー捜査力共有を通じて国境を越える犯罪に対応するためのグローバル治安協力のきっかけを作っていく」と付け加えた。

警察庁はコロナ禍以前からASEAN諸国を対象に14の研修課程を運営し、235人の警察官に教育を実施している。



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