「漢江・医大生事件」故ジョンミンさんに薬物注入…オンラインで拡散する「漢江事件報告書」(画像提供:wowkorea)
「漢江・医大生事件」故ジョンミンさんに薬物注入…オンラインで拡散する「漢江事件報告書」(画像提供:wowkorea)
韓国警察が今月24日からインターネットカフェを中心に急速に拡散されている123ページにわたる「漢江事件報告書」の違法性の検討に入る。

この文書には、ソウル盤浦漢江公園で酒を飲んだ後、行方不明になり死亡したまま発見された故・ソン・ジョンミン(22)さんの事件と関連し、確認されていない内容が含まれており物議をかもしている。

今月25日、ソウル警察庁関係者は、「漢江事件報告書」というタイトルでオンラインにアップされた文書に対して「違法な内容が発見された」とし「「該当内容の検討が終わればすぐに対処する」と述べた。

自分を1978年生まれだと明らかにしたネチズンは前日(24日)、あるインターネットカフェに「NSI(ネチズン捜査隊)&○○○漢江事件報告書」という文書を載せてジョンミンさんの事故が一緒にお酒を飲んでいた友人Aさんの仕業だと主張した。

投稿者はAさんの家族と瑞草警察署と国立科学捜査研究院(国立科学捜査院)などを共犯と称して、事件について確認されていない情報を書き連ねた。

彼は「(Aさんがジョンミンさんに)薬物を注入した」とし、国立科学捜査院の解剖結果も否定した。ジョンミンさんの解剖結果、死因は「溺死」であり、薬物反応など他殺の痕跡は発見されなかった。

また投稿者は、「Aさんが外面と内面に大きなズレを感じる自己愛性パーソナリティ障害に劣等感と優越性を感じる」という根拠のない主張もした。

Aさん以外にも、事件とはまったく関係のない人にも言及した。

投稿者は、自分を小・中・高学生の教育に関して24年、建築、ビル管理分野で20年などのキャリアがあると専門性を強調したが、犯罪や法律関連のキャリアは皆無である。

警察関係者は、「この投稿者は文書で『該当発言を生産し、流布した自分にすべての責任がある』と記している」とし「資料を検討した結果、違法性があると判断した。総合的に検討した後、対処する方針だ」と明らかにした。
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