60代作業員を死亡させた「ベンツ泥酔運転」30代の女を拘束=韓国(画像提供:wowkorea)
60代作業員を死亡させた「ベンツ泥酔運転」30代の女を拘束=韓国(画像提供:wowkorea)
泥酔状態でベンツ車を走らせ、作業中の60代をはねて死亡させた疑いで、30代の女性が拘束された。

ソウル東部地裁シム・テギュ令状担当部長判事は25日、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(危険運転致死)などの疑いで、クォン(31)氏の拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を開いた後、「逃走の懸念がある」と令状を出した。

クォン氏は24日午前2時ごろ、ソウル市ソンドン(城東)区ソンスドン(聖水洞)の道路で、地下鉄2号線コンクリート防音壁撤去作業中の作業員A氏(61)をはね、死亡させた疑いを受ける。

クォン氏は、A氏をはねた後、クレーンの転倒防止フレームと衝突し、その後車両火災が起こった。火は消防隊により約12分後に鎮火され、メルセデスベンツは全焼した。

事故当時、警察や消防など42人が出動したが、A氏は事故10分後に死亡した。クォン氏の血中アルコール濃度は免許取消レベル(0.08%)であったことが分かった。

この日午前10時30分に開かれた令状実質審査に出席したクォン氏は「当時の状況について記憶はあるのか」という取材陣の質問に「一つも思い出せない」と答えた。クォン氏は、審査を終えて出てきた後に、涙声で「(遺族に)申し訳ない」と話した。

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