「漢江・医大生事件」の父、新しい映像公開「友人はフェンスを越えたのに…泥酔？」＝韓国

韓国ソウルの盤浦漢江公園で行方不明になった後、死亡した状態で発見された医学大生ソン・ジョンミン（22）さんの父親ソンヒョンさんが新しい防犯カメラの映像を公開して、泥酔状態だった友達Aさん側の主張に反論した。

24日、JTBCの報道によると、ソンさんの父親が公開した新しい映像は、5時12分ごろ、Aさんの家族が漢江公園に到着した姿が映っている。車を止めた位置は、2人が酒を飲んでいた場所と近いところである。映像には、Aさんと父親が車から降りてフェンスを越えて漢江公園に向かう姿が見られる。

これに対してソンヒョンさんは「スリッパ履いた状態でフェンス2段を超えていったということです。ブラックアウトどころか酒に酔っていないように見える」と述べた。

その後Aさんの家族が川の近くで再び目撃される。ソンさんの父親はこの時も、彼らがジョンミンさんを探していたような姿には見えないと話した。

ソンヒョンさんは「そこだけ（川坂を）何度も行ったり来たりする。約20分後、友人は少し移動してその後父親もそこに行く。一度見ていなければ、その子が行った場所を探して歩き続けるはずだ」と述べた。

一方、ソンジョンミンさんの友人Aさん側の弁護人は、この日のJTBCの「『（Aさんが）泥酔した状態であった』ということを証明する客観的証拠は多い」と主張した。続いて「警察の捜査に積極的に協力している」と伝えた。